私が先に好きだったのに整体。

絵の綺麗さと捻った構成

絵が綺麗なので抜けます。ただ星を0.5だけ削りたいのは特に車内でのエロ描写が足りない点。前作もそうでしたが、肝心のエロ描写は中身がよくても枚数が足りていないです。
構成に関しては考え抜いて作られており、レズ同僚が妄想していたBSSが現実に起きており、香水の香りでそれを匂わす最後になっております。
単話として成立させており、今後の展開も可能なのは見事。ただ遅筆なので他のシリーズ作品含めて気長に待つ必要があります。

最高。もうとにかく最高。

久々にエロ漫画を購入した。とにかくこのおっとり褐色美人さんが性癖に刺さる刺さる。
整体エロ系大好きだし、もう最高でした。

しかもかなりしっかり漫画としての構成もあって、たしかに全編ずっとエロシーンではないけど、それのほうがよけいエロく感じて良かった。

何より絵が上手い。上手すぎる。
個人的な主観だけど、この人の描く「美人」はいつも完璧にエロい。

最後はどうなんでしょうね。含みを持たせたエンディングですし、後輩ちゃんの妄想の可能性もありうる感じで漫画としても面白かった。久々に良いエロ漫画買った気分です。

実用的

巨乳の褐色長髪ヒロインが成り行きでやられる、というファンタジー

男と女！…と、ときどき後輩ちゃん

後輩に紹介された整体に通い始めたOLさんが整体師と関係を持つまでを丁寧に描いた作品となっております。
導入が長いので塗れ場のページ数は全体の半分にも満たないですが、展開のじれったさが男女のやりとりの駆け引きのじれったさとリンクしてて読んでて興奮に繋がりました。

まず主役である『先輩』ですが誰にでも好意的で、故に誰からも好意を向けられるのですが一度だけ整体師の『先生』が若い娘と握手してたのを見た時に負の感情で動いてしまいます。
先生には施術の腕を見込んでの好意こそ持ってましたが異性としての興味はそれまで描かれていなかったのですが、
吊り橋効果というのがあるように、えてして人間というのはそういった自分の抱いてる感情を似た別の感情と履き違えて認識してまいがちな生き物。
それと自分より若い娘を見た時の対抗心も嫉妬心として誤認してたのかもしれませんが、そういう細かな事が重なって何故かムキになって先生に女性アピールしてしまったのが全ての発端でした。
(その前までの取り繕ってないシャツにメガネ姿とのギャップが凄いエロかったです！)

『先生』ですが、エロ漫画の竿役にしてはある種の等身大の男性像として描かれています。
基本仕事にも客にも誠実なのですが、男は男なのです。
女性からそんなアピールされたらどうしても勘違いしてしまうもの。
しかし自分がいい年齢なのも認識してるし、誤ってもイけない。
なのでおそるおそる、しかし着実に接近してゆき、相手の反応を伺います。
いやー…胸部へのマッサージで拒絶がなかったときの先生の表情ときたら。
「イける…！」
そりゃ思わず口角も上がるってもんですよ。

その後の先生側の言い分や、先生が自分を好いてると知って満更でもなくなった先輩たちの『向こう見ずな恋愛』がなんともリアル。
ただ本作、『先輩』の同僚の『後輩』ちゃんの同性愛(自慰シーン)も描かれていて当事者の二人が全く知らないところでも拗れてるのですが、
結局最後までハッキリとは後輩ちゃんは先輩と整体師がそういう関係になったと気付いた描写はなかったのでBSSやNTRだったかというと……うーん？といった印象。
(あくまでジャンルとしてはカテゴライズされないというだけで減点要素ではないです）

総じて、リアルな爛れた男女の関係のスタート部分を描いた作品としては非常に濃い良い作品だったのでオススメです。

良き着エロ

導入が丁寧に書かれていて、気持ちを高めつつ、褐色・黒タイツ・セクシー下着の組み合わせが絶妙。