十年後の八月 君と。

10年ってすごい

10年も想い続けるってすごいことですよね。
相手は子供の頃の約束なんてとうに忘れているだろうし、昔の冗談やその時限りのものだと思ってしまうのが当然でしょう。それにしても真っ直ぐな気持ちって伝わるものなんでしょうかね。10年といえども単なる片想いだけではこの作品のように最後までは辿り着くことは難しいでしょう。やはりなんだかんだいって彼女も彼のことが忘れられずどこか好きでいたのでしょう。記憶を辿りながらお互いを想う気持ちにようやく気づいた時の純愛的要素がNTRのイメージを爽やかにしているそんな作品だと感じます。

爽快感のある寝取りもの

結婚の約束をした筈の幼なじみが彼氏を作っていた→寝取るしかない！
という、ハイテンションNTRコメディの看板に偽りなしな作品です。

幼なじみのヒロインは完全に彼氏に惚れていて、主人公に対して恋愛感情ゼロからのスタートというのが新鮮でした。
ヒロインを諦めきれない主人公があらゆる手を尽くして寝取ろうと奮戦する様子が面白く、最後まで楽しく爽やかに読み終えることが出来ました。

個人的に興味深かったのがヒロインとの過去描写です。
アニメやマンガだと子供の頃交わした結婚の約束＝ピュアさの象徴みたいに描かれていて、ほっぺにチューレベルの可愛らしい交際が多いですよね。
でもこの作品は性に興味を持ち始めたふたりが勢いのまま毎日サカりまくっていたという特殊なパターンで、それ故にヒロインにつけいる隙が生まれるという仕掛けに感心しました。

コメディということもあり艶っぽさよりも漫画的な表情豊かさを優先した絵柄はやや人を選ぶかもしれませんが、おっぱいやお尻など女性的な丸みや肉感をしっかり押さえているのは好評価です。
途中まではムスッとしながらもおまんこ濡れ濡れ、デレた後は幸せそうな顔でおまんこ濡れ濡れなヒロインの姿はシコリティ高し。
間違いなくお勧め出来ます。

10年の設定はどうだろう…？

このときが高3の夏ですよね？10年前は8歳…？？
さすがに無理では？？
3年〜5年ぐらいの方が現実的だったかも。
ストーリー、絵はとっても良いです。

生きる気力

気分が落ち込んだ時や週明けの仕事前などに読ませていただいてます

10年の壁を軽く飛び越えた（性的な意味で）

私はNTRが嫌いだ。
大体が想い人をNTRされて、ウェエーイとなってる絵なんて何が嬉しいんだよって思ってた。
これは逆で、想い人（周りからウザがられるレベルで想ってる）を何処からそれを身に着けたんだ？というテクニックで篭絡していく。
少しずつ堕ちていく過程も絵のタッチが助長しててすごくエロい。
テンポも良くて笑える要素もあり、読みやすいのもgood。
唯一可哀想なのは、付き合ってた彼氏の子が、割と良い子っぽいので報われるといいなと思った。