おかえりせっくす総集編

切なくて苦しい、でも愛おしい

このシリーズは番外編のイチャラブHから入りました。
本編はシリアスと脅されながらも、既刊の総集編を読みました。ちょうどもうすぐ総集編の最新刊が出ることを知って楽しみにしていて、ようやく手に取ることができました。

今作は正直読んでいて苦しいお話でした。だってお兄ちゃんがずっと苦しそうな表情をしているんだもの。体を重ねている間は幸せなはずなのに、それは間違ってるんじゃないかって罪の意識を抱えていて、ずっと葛藤してる。すっかりお兄ちゃんに感情移入してしまって、苦しかったです。
だからこそ、最後に赦しを与えてくれる唯の微笑み。美しかったです。

お母さんや叔母さんも含めて、それぞれが自分の思いを抱えて生きていて、物語として素敵だと思います。彼らが明るい未来を信じて少しずつ前に進んでいけることを願っています。

ついに5冊目の総集編！

エロいだけじゃなく、近親愛だからこその苦悩や葛藤の描写が本当に素晴らしい。恋愛漫画としても楽しめる。
単行本もすべて買っているけど、こうして総集編でまとめて読むとまた深く世界観に浸れて楽しいし、書き下ろしもまたいい。
幼少期の二人も可愛くて、これがまた二人の関係を深く知れて今後のストーリーが楽しみになります。

二人の関係がどう転ぶのか……

まさに純愛

これほど純愛と言う言葉が似合うシリーズは中々無いと思う。
某少年漫画じゃないけれど、愛ゆえに傷つき苦しんでるけど、愛があるから救われてる面も確かにあって。
本当に素敵な作品だと思います。

あと、エッチ面でも普通に実用度高いと思います。
唯ちゃんが色んな意味で良すぎますね。