あの日、素直に好きと言えたなら

過去一心にクル作品でした

初めて読んでから一週間以上たちますが主人公に感情移入すると心にトゲが刺さった感じがして昔の失恋を思い出してしまいました。どこかに吐き出さないとずっともやもやが晴れないので駄文で初レビューです。

主人公と幼馴染の関係性や距離感が短い過去の回想やLINEでのやり取りでわかる描写はすごかったです。

幼馴染から告白された当初、途惑い主人公は本当の気持ちに素直になれず幼馴染が屑原と付き合い始めて初めて好きだったと気づいた感じですね。帰り道に偶然会った時も幼馴染は屑原の告白を受けてしまった直後で気まずくて逃げ出してしまった感じだし、今までだったら屑原に告白されたら主人公に相談はする間柄だったのに、LINEでのやり取りも告白後から既読無視になってお互い気まずい関係がわかる描写は流石ですね。幼馴染もフラれたショックで通常なら受けない屑原からの告白を受け入れ、心にできた傷を癒すために体を安易に許すし、幼馴染は異性として屑原を良いと思ってはいなく、本来主人公から言ってほしかった言葉を屑原に言わせて心にできた傷を癒してる感じで、屑原も自分の欲望を発散するために幼馴染が言ってほしい言葉を言っているだけなので相手のことを大切に思ってはいない感じはしますね。大切に思っているならゴムなしではやらんし。
主人公が授業中に大声を出して幼馴染が顔を赤らめた時の感情は主人公に知られてしまって恥ずかしいのかそれとも屑原が初エッチのことを言いふらしてるのが恥ずかしいのか前者だといいな…
屑原から聞いた内容で妄想しているので実際はどんな感じなのか、ただ単に屑原が話を盛っているのか。
一か月ぶりに幼馴染から体調を心配するLINEが来ましたが屑原で心の傷が癒えてなのか、純粋にまだ主人公のことが好きで心配しているのか，，，このLINEから関係が修復できるのか。
時期的に夏休み直前なので夏休みのイベントごとで屑原と取り返しのいかないところまで行ってしまうのか、それとも主人公が心の中の本心を素直に伝えて幼馴染との関係が変わるのかすごく続きが気になります。

甘酸っぱい青春物語と銘打っているので幼馴染と屑原の関係を黙ってみているのは違うと思いますので主人公と幼馴染がお互い幸せになる物語だと嬉しいです。

めちゃ抜ける

絵も可愛いし、主人公も良い感じに情けなくてめちゃめちゃ抜けました。bss好きはもちろん、ntr好きにもおすすめです。

正統派なＢＳＳ

両思いながらすれ違いから心が離れてしまい、間男に想い人を奪われてしまう…というＢＳＳの王道を行く作品でとても良い。

ヒロインと心が離れてしまった原因は自分にあるのにヒロインの心変わりを責めたり、間男からヒロインの痴態を聞いて興奮したりと主人公の情けなさが際立っていて、ＮＴＲ物として丁寧に作られた作品と感じました。

幼馴染は大切に

簡単なネタバレすると陥没です✨　サンプルから巨乳好きの私にはたまらない作品だなと思い購入。幼馴染の恋愛事情からのネトラレ物なんだなぁ〜と読んでいたら、なんと！！陥没！！ウヒョ〜！！大好き！！今作がネトラレと言えるのかよく分かっていませんが、読んでると友人から聞いた話を主人公？が妄想しているだけの内容だと思うので、次は行為を目の前で目撃してしまう内容で是非とも続編を希望します。

私なりの考察の結果、これはハッピーエンドで終わる可能性大と判断

今作は陽斗のダメさばかり目立ち、あまりにも作品の出来が良過ぎて気付きにくいですが、実はマーキング行動が今回のポイントで、屑原のマーキング行動を表している描写がいくつか出てきます。①屑原が挨拶と共に夏音の肩を握るシーン→人前でスキンシップを取ることで2人の仲をアピールする狙い。②屑原が夏音と初Hしたと言った時に夏音と下の名前で呼んでいるシーン→周りの男どもより親密な関係であるとアピールする狙い。※夏音呼びの際名前の隣に・で明確に分かりやすく作者がアピールされてます。③屑原がHの内容を主人公たちに話しているシーン→夏音のことをよく知っているかのように話すことで、屑原が夏音と特別な関係であるとアピールする狙い。※Hシーンの屑原のセリフの場面の一部を作者が黒塗りにしてアピールしている。※主人公がそんな女じゃない‥俺の知ってる夏音は‥という表現を出して主人公の知らない夏音を屑原が知っているんだと強調している。

今作はマーキング行動の付き合っていないパターンを採用していると判断しました。
理由①…2人が付き合っていると確定できる描写が何一つない。それどころか2人が一緒にいる描写さえない。丁寧にマーキング行動の描写をされているのにこれは変
理由②…主人公が夏音を振った1ヶ月と1週間後に屑原が夏音に告白（作品では先週と書いてあるがこれは先月と書こうとしてた？）してOKを貰ったとのことだが、「友達から〜」は夏音はOKしたつもりは無く、屑原が勝手に勘違いしている
理由③…マーキング行動には「独占欲」があり、屑原の言葉で「あの顔と体は手に入れたい」としっかり表現されている

では夏音はなぜ主人公から逃げ、LINEも返さなかったのか？
最初は本当に落ち込んでいた夏音ですが、屑原と付き合ってから元気になったというのはミスリードで、失恋時の女性の立ち直る平均日数が1ヶ月とされてます。日数が経過して自然と立ち直ってきたところ陽斗が突然現れて驚いて反射的に逃げたと推測。思わず逃げた後悔からLINEも返信出来なかった。屑原が初Hしたと聞かされ思わず陽斗が叫んだ時に目が合って赤らめたのは、忘れようとしていた陽斗への気持ちが結局忘れられなかったと推測

まだまだたくさん書きたいことはありますが文字数が足りないのでここで終わります。よく見ると伏線、ミスリードだらけですのでもう一度見直してみてください。